ふしぎの国の聖使 NEW

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  ふしぎの国の聖使　第1話 遊園地で歴史劇のチラシ配りをしていた理系の女子大生は、読んでいた小説の中の孔雀（くじゃく）城にタイムスリップしてしまう。孔雀教の教主阮九術（ラン･ジウシュー）は、突然現れた女子大生を敵対する殺し屋集団の百花殺（ひゃっかさつ）と思い捕らえようとするが、礼部郎中（れいぶろうちゅう）の李牧陽（リー･ムヤン）は女子大生が聖火をともしたと思い込み、彼女を助ける。

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  ふしぎの国の聖使　第2話 聖使は、牧陽に豊年（ほうねん）村行きを提案し、牧陽は女性の阿強（アー･チアン）を従え同行する。孔雀城は、男女の役割分担が自由な社会だった。村に入ると早速、たくましく大柄な女性との婚礼式から逃げてきた若者を救い、仲間にする。聖使は豊年村での祈雨祭（きうさい）の挙行を城主に願い出る。

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  ふしぎの国の聖使　第3話 にわかに雨雲が現れて降り注ぐ雨に群衆はどよめき、城主も称賛する。花霓（ホア･ニ）は、孔雀神の教主の阮九術から孔雀令を授かり孔雀教の聖使となる儀式を受ける。その夜、聖地にとどまり、孔雀神の教化と啓示を受けるように命じられるが、そこに聖使の命を狙う一味が現れる。

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  ふしぎの国の聖使　第4話 聖使になる予定だった禾歓（ホー･ホワン）のたくらみで、花霓と牧陽は赤尾鳧（チーウェイフ）にかかり、30尺以上離れることができない。やむをえず牧陽はしばらく実家に花霓を滞在させることにする。息子の結婚相手探しに夢中だった父親は、早速2人の結婚を画策する。

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  ふしぎの国の聖使　第5話 月下美人の花を早く咲かせるにはビニールの覆いが必要だと考えた花霓は、牧陽の友人で織物の店主の杜莫謙（ドゥー･モチエン）に会う。花霓は絹織物を強化する方法を莫謙に教え、2人は友人になる。留学していた孔雀城主の娘容玉（ロン･ユー）が突然帰ってくる。容玉はまるで牧陽の恋人のように振る舞う。

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  ふしぎの国の聖使　第6話 容玉は牧陽と連れだって街を散策する。いつもそばにいる花霓は、やがて容玉と意気投合して親しくなる。牧陽は幾度となく花霓の夢を見た。そして、その夢は常に必ず現実化する。彼には、孔雀教の聖使である花霓にも少城主である容玉にも明かせない、秘密があった。

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  ふしぎの国の聖使　第7話 驚いたことに、牧陽と阿強、それに莫謙は百花殺の一員だった。牧陽は、花霓が孔雀教の聖使ならばと殺意を抱いたが、禾歓が花霓を殺そうとしたと阿強に聞き、警戒を解く。牧陽と莫謙、それに容玉と花霓の4人が一緒に食事をしていると、突然刺客が襲ってくる。

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  ふしぎの国の聖使　第8話 城主の前で、赤尾鳧を使った禾歓の罪が明らかになるが、孔雀教の教主の申し出で、処罰は教主に一任される。刺客の手裏剣で傷ついた花霓は、その手裏剣に塗られた毒によって、赤尾鳧の毒を除去されていた。

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  ふしぎの国の聖使　第9話 牧陽が百花殺の一員であることを花霓は知る。牧陽は花霓の肩に百花毒の印を押し、毎月解毒剤を受け取り服用しないと死に至ると告げる。百花殺は凶悪な集団だと孔雀教の教主は言い、少城主容玉は百花殺の悪事の帳簿を花霓に示し、必ず殺してやると息を巻く。

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  ふしぎの国の聖使　第10話 花霓がいつも夢に現れ、それが現実になる。牧陽は、遠ざかり距離を置いて花霓を忘れようと考える。花霓は百花殺から解放させてくれと牧陽に頼み込み、2人はそれぞれの道を歩むという念書を交わす。百花毒の解毒剤である白玉根（バイユーゲン）を探して、花霓は莱妹（ライ･メイ）と裏山に入る。

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  ふしぎの国の聖使　第11話 百花殺は、牧陽、莫謙、阿強、それに花霓という、たった4人の精鋭集団だった。百花殺に詳しい何者かが、百花殺のふりをして行動しているらしい。容玉は牧陽に思いを打ち明けるが、牧陽はそれを拒否する。そこに花の雨が舞い、百花殺を装った例の刺客集団が現れる。

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  ふしぎの国の聖使　第12話 刺客たちは飛天躍（ひてんやく）を身につけていた。茶屋の得月坊（ドーユエファン）に集まる才人たちが飛天躍を習得していると牧陽に聞いて、花霓と容玉は客を装い潜入する。襲撃を受けた時、刺客は確か鎖骨をケガしたはず。花霓は才人たちの衣服を脱がせようと策を用いるが刺客は見つからない。

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  ふしぎの国の聖使　第13話 城内で子供の失踪事件がたびたび起こり、捜索の嘆願を受けた城主は容玉と花霓に調査を命じた。馬車で帰宅中の牧陽と花霓の前に、助けを求めて1人の少年が現れる。申桐（シェン･トン）と名乗るその少年は、花霓が得月坊で見かけた少年だった。2人はその少年を家に連れて帰る。

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  ふしぎの国の聖使　第14話 牧陽と花霓と申桐は、西域（さいいき）から来た家族にふんし天香（テイエンシアン）楼で遊んだ。申桐の誕生祝いと称して人々に牛乳茶を振る舞う。容玉に莫謙、阿強と莱妹たちが周りを固めた。予期したとおり、部屋の様子をうかがう女を莱妹が発見、逆襲された莱妹を阿強が救うが、女を取り逃がす。

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  ふしぎの国の聖使　第15話 子供たちの誘拐は、祭事のいけにえとして孔雀教が100年間も続けている慣習だった。容玉は母の城主に訴え出るが、城主はそれを無視する。実は城主が即位する時、黙認することを孔雀教の教主と約束していたのだ。花霓はろう屋から子供たちを強引に助け出すが…。

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  ふしぎの国の聖使　第16話 孔雀教の祭事が始まった。突然、岩壁に孔雀神のシンボルが浮かび上がり、罪のない命を奪うなという厳かな声が響き渡る。話は3日前に遡る。得月坊の青見（チン･ジェン）もまた孔雀教の横暴な振る舞いを憂える一人だった。それを知った花霓は、牧陽らと共に一計を案じる。

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  ふしぎの国の聖使　第17話 辺境の利沙鎮（リサーチン）で干害が3年も続いている。牧陽は救済のために現地に赴くことを願い出る。城主の指示で花霓が同行して手伝い、教主の申し出で禾歓も協力することになった。川はかれているが、地形からして地下水があるはずと、牧陽と花霓は地下水探しに取りかかる。

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  ふしぎの国の聖使　第18話 井戸の設計図を牧陽が作成したが、村には老人しかいない。井戸の完成には数か月がかかってしまう。頭を抱えているところに得月坊の青見が、大勢の職人と工具を携え、現れる。聖使の利沙鎮行きを聞いて手伝いに来たと言う。青見の出現に牧陽は不快感をあらわにする。

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  ふしぎの国の聖使　第19話 井戸の掘削は無事成功する。精巧な設計図をいつ作ったのかという花霓の質問に、数年前だと答える牧陽。井戸の成功の知らせに城主は喜び、教主はいらだつ。城主は、牧陽への褒美に容玉との婚姻を命じようと考え、莫謙に婚礼服の作成を依頼し、秘密にしろと命じる。

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  ふしぎの国の聖使　第20話 媚薬（びやく）を使って花霓を襲った男の黒幕は禾歓に違いない。禾歓の後を追って、牧陽たちは孔雀城への帰還を急ぐ。道中、花霓に対する感情を御しきれずに悩む牧陽。孔雀城に到着した一行を待ち受けたのは城主の突然の逝去だった。しかも、城主の遺体の上には一面の花がちりばめられていた。

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  ふしぎの国の聖使　第21話 城主の死は孔雀教の仕業ではないかと花霓は疑う。容玉も教主を剣で脅してみるが、体良くかわされてしまう。まずは民心の動揺を防ごうと、容玉は礼部と孔雀教に継承式の共催を命じる。ところが、遺品の中に思わぬものを発見する。容玉と莫謙の婚姻を命じる詔書だった。

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  ふしぎの国の聖使　第22話 継承式の式次第を禾歓に教えてもらえという教主の命令だったが、花霓はそれを嫌い、牧陽に教えを請う。かわりに花霓は牧陽にダンスを教えた。竹林の中で優雅に踊る二人。牧陽はひそかに阿強に命じ、城主の遺体の上にちりばめられていた花の入手先を調べさせていた。

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  ふしぎの国の聖使　第23話 城主となった容玉が送った結婚の城主令を、莫謙は拒否する。励ますつもりで訪れた花霓に莫謙は告げる。彼女は私を異性として見てない。煙斜坊（イエンシャファン）に容玉が現れ、強い口調で婚礼式を挙げろと莫謙に命じ、莫謙はそれを受けるが、二人の表情に笑みはなく…。

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  ふしぎの国の聖使　第24話 得月坊の青見が花霓に愛の告白をしていると、突然、牧陽が現れて邪魔をする。怒って抗議する花霓にキスすると、牧陽は逃げるように立ち去る。いとおしさが募り、思いの丈を打ち明けられず、牧陽は悩む。牧陽は自分の思いを伝えようとして、雲印（ユンイン）山に花霓を誘う。

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  ふしぎの国の聖使　第25話 息子の結婚相手を見つけようと、牧陽の父親は相変わらず必死だった。どの女性がいいかと花霓に意見を求めて、花霓をいらだたせる。実は全てが、牧陽と花霓を結びつけようとする父親の策略だった。ようやく牧陽と花霓は互いの思いを告白し、抱き合う。

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  ふしぎの国の聖使　第26話 牧陽は、花霓に矢が突き刺さる夢を見て不安に駆られる。これまでの夢は全て現実になった。孔雀教の教主は、罠（わな）にかけ、容玉の面前で百花殺の首領が牧陽であることを暴く。母親を百花殺に殺されたと思い込んでいる容玉の怒りは激しく、牧陽たちは孔雀城から逃げ出す。

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  ふしぎの国の聖使　第27話 牧陽の父親が翠峰山に持っていた小屋に一行はたどり着く。牧陽は胸に刺さった矢の傷がまだ癒えてなかった。薬を手に入れるために、莱妹と阿強は孔雀城に潜入する。長年の友である牧陽が敵と知って落胆する容玉を、莫謙が励まし、二人は夫婦の絆を強くする。

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  ふしぎの国の聖使　第28話 前城主の遺体の上にちりばめられた花の栽培地をようやく阿強が発見する。なんとその黒幕は莫謙だった。同じころ、結婚を促す詔書の文字の“謙”の字が、母親の筆跡と違うことに容玉は気付く。莫謙は、相手が誰かも知らずに婚姻服を縫っていたのだろうか。

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  ふしぎの国の聖使　第29話 莫謙は牧陽に告白する。刺客の襲撃、そして前城主の死、詔書の改ざん、それらは全て、容玉の愛を求める莫謙の仕業だった。容玉は、牧陽の官職を解いたものの、花霓と共に罪を許し、莫謙を落霜（ルオシュアン）閣に軟禁する。花霓は、孔雀教の教主に聖使の座を返上しようとする。

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  ふしぎの国の聖使　第30話 牧陽と花霓の結婚を促す詔書が出され、二人の婚礼式が催される。李家の御曹司牧陽と孔雀教の聖使花霓の婚礼式は、城主容玉の命もあり、城内挙げての盛大なものとなった。そのさなかに得月坊の青見が部下を率いて乱入する。牧陽の予知夢はまたしても現実となるが…。

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  ふしぎの国の聖使　第31話 孔雀教の聖使を辞めようとして、花霓は容玉に願い出るが、逆に孔雀教の教主となって自分を支えてくれと頼まれる。予知夢が現実となるのを恐れた牧陽は、花霓が聖使を辞めることを容玉に強く願い、二人は莱妹・阿強と共に、城外の静かな村で暮らし始める。

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  ふしぎの国の聖使　第32話 牧陽は、たびたび夢の中に現れる得月坊の青見に、幼くして別れた兄の面影を認めていた。両親の命を奪った孔雀教に、青見も復讐心を燃やしていたのだ。秘密の軍隊を動かせるフェイスン符を手に入れようとする兄と、それを阻止しようとする弟。激しい争いが続くが…。

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  ふしぎの国の聖使　第33話 城主の容玉は、重臣の陳（チン）の甥という書雅（シューヤー）を侍従として仕えさせる。書雅は口がきけず、顔の傷痕を隠すために常に仮面を付けていた。孤独感にさいなまれ不眠に悩む容玉も、書雅の奏でる笛の音には、なぜか眠りを誘われる。だが、容玉と孔雀教教主との対立は続く。

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  ふしぎの国の聖使　第34話 新たな聖使に任じられた禾歓は、崖の上の祭壇で飛天舞（ひてんまい）を踊り崖から飛び降りるが、崖下で禾歓を受け止めるはずの信徒の姿はなく、あえなく命を落とす。城主容玉とのいさかいの罪を禾歓になすりつけようという教主のたくらみだった。そのころ、容玉は酒におぼれていた。

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  ふしぎの国の聖使　第35話 フェイスン符を渡そうと容玉に会いに行った牧陽は、書雅、実は死んだと思っていた兄の青見のせいで気を失い、秘密の隠れ家に閉じ込められる。大量のバラの花の注文が義父の店に来たことから、牧陽の合図だと察した花霓は、バラを入れた箱の中に身を隠し、潜入する。

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  ふしぎの国の聖使　第36話 青見を背後で操っていたのは、なんと重臣の陳だった。陳に救われ育てられた青見は、城主の地位を狙う陳の部下だった。青見に迫られ、自ら薬をのんで意識を失う花霓。しかし、なぜか青見は、みんなを解放する。牧湯たちは李府に帰り、やがて花霓は意識を取り戻す。

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  ふしぎの国の聖使　第37話 青見に操られた容玉は衰弱し、強い薬の影響で目も見えない。莫謙は自ら実験台となり、毒性の強い植物から作る薬の調合に協力した。おかげで容玉は快方に向かったものの、莫謙は吐血し、命も危うい。花霓もまた青見にのまされた薬のせいで記憶が途切れてしまう。

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  ふしぎの国の聖使　第38話 牧陽は思い出の場所に花霓を連れていき、彼女の記憶を少しずつ取り戻させる。莫謙もまた容玉の回復を待ち、かつてそうしたように、真冬の葉を落とした木に紙の花を咲かせ、視力を取り戻した容玉を楽しませる。違うのは莫謙が既に冥界に旅立ってしまったことだ。

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  ふしぎの国の聖使　第39話 十五夜を迎え、関不住（グワンブジュー）でみんなの無事を喜び、祝杯を挙げていると、突然、城内に火薬の破裂音がとどろく。青見たちの襲撃の始まりだった。井戸を掘って干ばつの村を救った時、火薬の製造法を青見に教えたのは花霓だった。それを知って、容玉は花霓を非難する。

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  ふしぎの国の聖使　第40話 孔雀城を攻略した青見は師匠の陳を殺害し、自ら城主の座に就く。陳の指示に従うふりをしながら、青見は陳の配下の者たちを手なずけていたのだ。一方、城外に逃れた容玉は懐妊が発覚し、城主としての責任を強く意識する。牧陽からフェイスン府を渡され、再起を目指すが…。

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  ふしぎの国の聖使　第41話 記憶を失った花霓は青見に籠絡され、やがて城主青見と花霓の婚礼が発表される。花霓に胸をかんざしで刺された牧陽も傷が癒え、フェイスン軍を率いる容玉と共に、反撃の準備を進める。城主の婚礼式は壮大に行われたが、そこには二人を祝う民の姿はない。

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  ふしぎの国の聖使　第42話 青見と花霓は気球に乗って上空から孔雀城を見下ろす。そこに、容玉と牧陽がフェイスン軍を率いてやって来て、戦闘が始まる。花霓は気球に火をつける。やがて、気球が爆発。花霓は現実世界で目覚めるが…。